テレビのISIS報道はお粗末だ

ISISの人質事件。
テレビの報道を見て、良く理解した人間がいたと思えない。
根本的にかけていたのは、ISISがなぜ生まれ、どいう組織なのか、まったく説明がないからだ。
娯楽番組しか流していない民放は仕方がないが、NHKがそれではお粗末だ。
ISISは、イラクのマリキ政権がシーア派に偏重した政治を行ったため、スンニ派の旧フセイン政権の人間がシーア派に対抗する武装闘争を激化させた中で生まれた。
それと、シリアのアサド政権(アラウイー派政権)で抑圧されていたスンニ派の武装組織が一体化したものだ。
イラクにおいては米軍の撤退の失敗、シリアにおいても米国が反アサドの場違いな支援をはじめたことが混乱を招き、ISISが拡大させた。
こうしたISISの成立の経緯を説明しないと、「イスラム国」と言っても誰も理解できないだろう。
カリフと称するリーダーが率いているとか、キリスト教徒らを虐殺したりしていることも説明がいるだろう。
背景がわからないと、事態の正しい理解ができない。



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